登山003 【塔ノ岳】二人パーティで行く16kmのロングトレイル

登山

塔ノ岳とは

”塔ノ岳は丹沢山塊のほぼ中央にある標高1491mの山です。
登山口までの交通の便が良く、日帰りが可能なため、表丹沢で人気を博しています。
塔ノ岳より北は、日本百名山の丹沢山をはじめ、不動ノ峰、蛭ヶ岳、姫次、焼山と丹沢主脈の稜線が続きます。
そのため、百名山完登や丹沢主脈縦走を目指す登山者が多く経由する山でもあります。

塔ノ岳は「尊仏山(孫仏山)」、「お塔山」とも呼ばれます。これは、かつて山頂にあった「尊仏石」という巨大な立岩に由来します。地元の農民達は、これを「お塔」とも呼び農業の神として崇めました。雨乞い登山を行ったり、巨岩の下の土を持ち帰っては田畑に蒔いたりしていましたが、関東大震災で尊仏石は崩れ落ちてしまいました。” 引用:ヤマレコ より

塔ノ岳で1番有名なコースは「バカ尾根」と呼ばれる表尾根コースですが、今回選んだコースは三ノ塔側から登って行くロングコースとなります。筋トレ仲間の先輩「しんさん」と初のロングコースへ挑みます。

道中すれ違った女性が「ヒル避けスプレー」を足元にかけてくださいました。枯れ葉の隙間からにょろっと出てきて噛むとのことでした。

序盤の登山道は大変綺麗に整備されており、特にきつい場面はありません。休憩を挟みつつ、あまり大股で歩かない事が大事です。また、序盤で飛ばしすぎてしまうと後がキツくなります。

まるで塔を登っているかのような錯覚に囚われます。木々の根っこが幾重にも重なっており、階段のようになっています。

しんさんの足に異変が。足が攣ってしまい動けなくなってしまいます。原因として1、水分補給をこまめに取らなかったこと。2、ミネラル不足。3、体温低下が原因です。

なんとか持ち直して三ノ塔へ到着。上空から撮影してみました。避難小屋がとても立派にできていて、ここで休憩する事ができます。山行の計画を立てたり、エネルギー補給したり、雨風を凌ぎながら休憩できます。

三ノ塔から塔ノ岳への距離は、スタート地点から三ノ塔までの距離とほぼ同じ。しんさんの足の調子を見ながら歩を進める事にします。標高400メートル以上に咲く「フジアザミ」は8月から10月に見頃を迎えます。

ガスが出てきてしまい、三ノ塔からの景色は見れませんでした。先を急ぎましょう。

三ノ塔から塔ノ岳にかけては多少難易度が上がり、いくつかの鎖場を通過する必要があります。気をつけて歩けば問題ありません。

要所要所に高度感のある登山道が待ち構えています。

標高1,491メートルの塔ノ岳山頂へ到着。長い距離でした。しんさんの足も問題なく順調。

塔ノ岳山頂には「尊仏山荘」という山荘があり、そこでカップラーメンをすすりました。疲れ切った体に温かいラーメンがめちゃめちゃ染み渡ります。

途中雨が降ってきてしまいましたが、mammutのザックにはレインカバーがついており対策万全。

下山開始は14時。表尾根コース「バカ尾根」をひたすら下り、17時過ぎに下山完了しました。下山後のアイスクリームを楽しみにしていましたが閉店していました。今回の三ノ塔から塔ノ岳周回コースは約16kmでした。この後、北岳や赤岳の登頂を経験しますが、北岳の山行に負けずとも劣らないキツさがありました。塔ノ岳が登れればその他のアルプスもそこそこ登れると思います。

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